2010年1月1日(金)

最高気温   7.6℃
最低気温 −4.6℃

天気
晴れ

あけましておめでとうございます。
今年も速報偕楽園をよろしくお願いします。

ピリッとした寒さと元旦にふさわしい眩しい太陽の下、偕楽園を歩いてみました。
陽当たりの良い場所の紅梅一本、八重寒紅の花が少し増えたようです。しかしそれ以外はあまり変化が感じられません。
冬至梅、八重冬至、チャボ冬至などが一輪・一輪とゆっくりとほころびはじめています。

まだまだ堅いツボミ、少しふっくらとしかけたツボミ、一輪だけひっそりと開いた5枚の純白の花びら・・・。
早咲きの梅との出会いを求めて・・・。探梅の楽しみはこれからですね。

お正月に梅の花に出会えるマップ(ただし、1輪から数輪の開花も含まれます)


ほころびはじめた偕楽園の紅梅(八重寒紅)
陽当たりの良い場所にあるこの樹だけが花の数を増やしているようです
1週間前はこんな感じでした
東門入ってすぐ左折10m程の所
マップの「X」の位置の「八重寒紅」(マップに青マークしています)

(2010.1.1 撮影)

透明感のある蝋梅(ろうばい)の花びら
(2010.1.1 撮影)

蝋梅(ろうばい)

・中国原産、日本には江戸時代に渡来。 ・ロウバイ科
・英名はWinter sweet.
・花言葉:慈愛

この木の名前に「梅」の文字をあてていますが、バラ科の梅とは別種です。
「本草網目(ほんぞうこうもく)」には、「梅と時を同じくし、香りもまた相近く、色が蜜蝋に似ているから」とあります。

また、旧暦の12月の異名、臘月(ろうげつ)に咲くので「ろうばい」と呼ばれる等、名前の由来にはいろいろな説があります。(蝋梅は臘梅と書くこともあります。)

光沢のある花はしっとりとした蝋細工(ろうざいく)のような美しい輝きをもっています。花の少ない時期に芳香を漂わせる嬉しい花です。

【蜜蝋(みつろう)】
蜜蜂から分泌され、蜜蜂の巣の主成分をなす蝋。巣を加熱圧搾して採取する。主成分はパルミチン酸ミリシルなどのエステル。化粧品やつや出し剤などの原料とする。蜂蝋。黄蝋。(大辞林)



井戸の傍で芳香を放つ蝋梅(ろうばい)
花に近づくことはできません
豊かな香りをお楽しみいただけます
(2010.1.1 撮影)

見上げると数輪の白梅が・・・

(2010.1.1 撮影)



八重冬至(やえとうじ) 1
南門の近くで
(2010.1.1 撮影)

八重冬至(やえとうじ) 2
南門の近くで
(2010.1.1 撮影)

八重冬至(やえとうじ) 3
晩鐘の近くで
(2010.1.1 撮影)

夕暮れ時の好文亭(こうぶんてい)からの眺め
千波湖(せんばこ)が眼下に広がります
(2010.1.1 撮影)

薮椿(やぶつばき)
偕楽園記の碑近くで
(2010.1.1 撮影)